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今回は長いです^^;
ご了承くださいませ。

feblabo「アレルギー/日曜日よりの使者」東京→石巻弾丸ツアー、全日程無事に終了致しました。

さて、なにかから書こうか。。。
書きたいことが多過ぎて。。。

feblabo池田くんが、まず石巻に行くかもしれない、そしたらこの「日曜日よりの使者」を島田さんでやりたい、という話を持ってきてくれて、まずは読んでくれと。
石巻にいくとか、一旦置いといて。
読めば必ず島田さんは演るっていうよ!
と確信めいた口調で言われました。
その言葉通り。即答でした。
読んで、震えてこの「日曜日よりの使者」を是非演りたい!
これを俺で演りたいといってくれた池田くん、本当に光栄でした。
そしてずっと、ガチで演りたかった荻山さん。紆余曲折あり、荻さんに決まって小躍り。そしてやっぱり荻さんとじゃなきゃ出来ない空気が出来上がった。
毎回毎回毎回毎回…ほんっっっとーに新鮮で、楽しく、辛く、寂しく、悲しく、救われて。
老人から小学生まで、こっちからあっちまで、頭と身体をフルに使って、物理的に出るものは全部出して(血以外w)。
終わって、次の日。魂を使い切ってしまったので、モノは何回も落とすは頭はぶつけるは飲み物はこぼすはでした。

東京で演って、石巻に来てあの芝居の風景がカチリとハマった。
東京で生まれて育って、石巻でさらに成長した気がします。

石巻の海岸。堤防を越えた途端、視覚一杯に広がる海、水平線、遠くに見える島、海の匂い、砂の手触り、踏みしめた砂の感覚、カモメの鳴き声、水面に反射する太陽。
凄かった。
圧倒された。
魂が、震えた。
舞台では風景しか見えなかった。
たから長ゼリ中は意識が飛んでる自分と冷静な自分がマーブル模様になって、感情がおかしな所へダイブしてった。

コーヒー、ポテト、リーゼント、カモメ、海、レーズンチョコ、マドンナ、親友。

石巻のお客様のアンケートが手紙のようでした。ひとつひとつじっくり読ませていただきました。とろけました。イラストもとても嬉しい!
面白い物語を演りにきたよーって感じだったのに、沢山の宝物のようなイロイロを貰っちゃった。
忘れてはいないんだけど、何処かに仕舞いこんでいたり、使い古して錆ついていた気持ちとかが、見つかったりピカピカになったような感覚。
これは石巻で演らなかったら絶対に感じられなかった!
今まで僕が、僕らが演って来たことは間違いじゃなかった。楽しんで貰えた!
終演後のお客様達の顔、2日共に頂いたダブルカーテンコール。感極まるのをこらえて舞台上からご挨拶させて頂きました。この景色は一生忘れない。

高校生と中学生の演劇やってる女の子とお話が出来ました。キラッキラの表情で話してくれて、もうそれだけでグッときた。
キツいこともたくさんあるけど、楽しんで演劇を続けて貰えたらいいなあ。
だって演劇って楽しいでしょ!
演劇のチカラはやっぱり凄い。

東京も石巻も全力で、魂で演れました。

「日曜日よりの使者」作家の竜崎だいちさんと石巻で初めてお会いできました。こんな本をかける人はどんな人なんだろう、とずっと思ってました。とても気さくな素敵な方でした。
石巻千秋楽で飲みつつお話させてもらいました。いろいろ秘話も聞けて楽しかった。
この本は色んな場所で演れる力を持った本だと思います!むしろ持って行きたい!と強く思います。
元々は石原正一ショーさんに向けて書いた本を、心よく使わせてくださって本当に有難う御座いました。全身全霊で演らせて頂きました。


この企画を立てて、僕達を石巻の地まで連れてきてくれた池田くんに、まず最大の感謝を。君がいなけりゃここにいれない。人、作品、心を繋いでくれて、本当に有難う!

自分の芝居以外のことも色々細かくフォローしてくれた上に芝居の粋をわかってるタオくん。
真っ直ぐで真っ直ぐな、それが感動を呼ぶ沙羅ちゃん。マドンナの顔がどんどん素敵になっていって密かな楽しみでした。
そして荻さん、いやハマオ。ずっとずっとガチでやろうといってて、いっつも飲んで飲んで、いつかやりましょう!と言っていて、この「日曜日よりの使者」で実現出来たことが心の底から嬉しいです。
本当の意味で戦友になれた!

アレルギー作家、米内山さんことヨナ。 作だけでなく、東京石巻と手話通訳をしてくれた。凄え手話通訳となによりアレルギー!やっぱり凄え作家だなあ、と思ったし、今まで何か自分のターニングポイントに必ずヨナがいる感じなので、今回もそうなんじゃないかと…!

菊池佳南さん、同じくいしのまき演劇祭に参加なさるということで、特別ゲストヒロインとして出演くださいました。
沙羅ちゃんとはまた違うヒロイン像を持ってきてくださって、別の扉を開いてくださいました。あと自主的にカモメもやって頂いて、踊るカモメという斬新なスタイルを有難うございました(笑)

希木ゆきちさん。
まさかのカモメゲストという謎のワードが誕生しました。元々はお手伝いできてくださいましたが、何故かカモメで出る!という話になりました。ご本人は演出もやられてる方なので、全力で暴れてくれました。いーいジャンケンだったぜ(笑)

最後に。
東京で観てくれたお客様、そして石巻の皆様、レストランいち様、ロングビーチハウス様、そしてなにより、いしのまき演劇祭実行委員会の皆様、本当に本当に有難うございました!!
演劇やっててほんっっっとーに良かった!!
ゴールデンデイズ。
ご褒美のような、宝物のような時間。
俺はとても幸せです。